子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
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対象 学校だより・校長室だより

オリンピック開催に思う

一之瀬一彦(東京成徳大学講師)

 1964年の東京オリンピック、私は小学生でした。東京に住んでいましたので、マラソンの応援に行った記憶が今でも鮮明に残っています。選手たちの姿を見て、自分もあんなふうになりたいという憧れを抱き、スポーツが大好きになりました。

 また、通訳をする日本人にも憧れ、英語を勉強し、英語に関わる仕事をしてみたいという漠然とした夢を持った記憶もあります。結果として、オリンピック選手にはなれませんでしたが、英語教師という道を選んだ一つの要因になっているかもしれません。

 可能性はやってみなければ広げられません。「どうせ〜だから」「きっと〜だから」と可能性に蓋をせず、「もっと〜ができるようになりたい」「もっと〜を頑張りたい」という気持ちを持ち、自分の力を一層伸ばし、「できた」「わかった」という感動を皆さんに体感してほしいと思います。

 金メダルはオリンピックや運動競技の世界のものだけではなく、私たちの身近なところでも輝いています。一人ひとりの力や、一人ひとりの良さが発揮された時、皆さんの心が輝きを放ちます。それが「心の金メダル」と言えます。

(『月刊プリンシパル』2016年8月号/学事出版より)


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