■2月の学級通信書き出し文例
【文例1】2分の1成人式
先日の「2分の1成人式」は、みなさんの「これから」を考えるきっかけになりましたね。将来の夢を語るみなさんの姿はたくましく誇らしく、思わず涙ぐんでしまいました。
また、みなさんの「これまで」を振り返るきっかけにもなりましたね。その言葉から、10年間の楽しいだけではない、悔しさや苦しさが伝わってきました。でも、それを乗り越えたからこそ今があるんですよね。これから先も、嬉しいことも悲しいことも待っています。辛い時には家族や仲間と支え合い、夢に向かって歩み続けてほしいと願っています。
【文例2】3年生を送る会
「3年生を送る会」まであと1週間を切りました。みんなが一丸となって合唱の練習を頑張っていて頼もしいです。みなさんは当日、どんな思いで臨みますか? 茶道には「一期一会」という言葉があります。この言葉には、「あなたと出会ったこの時間は、二度と巡ってこない一度きりのもの」という意味が込められています。3年生と過ごせる残り少ない時間。本番でも、その一瞬一瞬を大切に思いながら歌えたら素敵です。当日は、持ち物である「感謝の気持ち」もお忘れなく。
【文例3】
暦の上では2月4日は立春で春の始まりです。寒さはこれから本番というところですが、春も近づいてきて少しうれしくなります。でも、そろそろ花粉症に悩まされる季節も始まります。鼻づまりや咳など想像しただけでも不快になりますよね。風邪と症状が似ている場合もありますが、10日以上症状が改善されない時は花粉症の可能性が高いそうです。花粉症は原因がはっきりすれば予防や治療ができるので、早めに病院で受診しましょう。
【文例4】
今月の11日は祝日ですが、なんの日か知っていますか。「建国記念の日」です。「建国をしのび、国を愛する心を養う」として、1966年(昭和41年)に制定されました。でも、日本ってそんなに新しい国ではないですよね。実は、実際の建国日が明確ではないことから、日本神話をもとに初代天皇とされる神武天皇の即位日に由来していると言われています。歴史については詳しい先生に聞くことにして、私たちは日本人として、あらためて日本の特色やよさを実感する一日にしてみましょう。
【文例5】
もうすぐバレンタインデーですがその由来を知っていますか。ローマ帝国の兵士の結婚を密かに(当時結婚が禁止されていた)認めていたバレンタイン司教が処刑されたのが、2月14日だったのです。
欧米ではこの日に大切な人や家族に花やカードを贈っています。私たちもチョコレートのやり取りにこだわらず、カードや言葉で感謝の気持ちを伝えるのも素敵だと思います。この日が、相手を思いやるきっかけになるといいですね。
【文例6】
風邪が流行っていますね。よく、「南極では風邪をひかない」といわれます。理由は「寒さでウイルスが生きられない」というもの。
しかしこれは間違いで、そもそも人の交流が少ない南極ではウイルスに感染する機会が少ないからなのです。逆にいえば、人が行き交う学校や地域社会は風邪をひきやすい環境にあるといえるでしょう。手洗いやマスク着用の徹底で、風邪が広がらないように心がけましょう。
【文例7】
2月といえば節分 です。そして、節分の行事といえば豆まきが多くの地域で行われています。 これは、宮中で節分に行われていた「追儺 (ついな)」という鬼払いの行事が広まったものだそうです。
私も幼少時に「鬼は外、福は内」と豆まきをしたことを思い出します。また、節分の豆を年齢の数(または年齢の数+1個)だけ食べることで、無病息災を願うというのも良く知られています。
大豆は良質なタンパク質をはじめ、ビタミンやカルシウム、食物繊維などを豊富に含んだ栄養価の高い食品です。この機会に、今年一年の自分やまわりの人の健康を祈りながら楽しく豆まきをし、豆を食べてみてください。そして、風邪を引かない丈夫な体づくりをしましょう。
【文例8】
2月も1月にまして寒い日が続いています。インフルエンザが流行していますので、「うがい、手洗い、マスク着用」を徹底するようにしてください。
3学期もあと1ヵ月半。3年生には進路先を決めた人もいますが、引き続き頑張っている人もいるなかで、卒業に向けて少しずつ気持ちが盛り上がってきているようです。来年は皆さんが送り出される番です。この時期を清々しく過ごせるよう、今から計画的に希望の進路が決められるように心がけてください。
そして、体調を崩すことなく、健康に学校生活を送れることを願っています。学習面でも、この1年の総まとめを行う時期です。苦手な科目・分野でも、真正面から受け止めて学習してほしいと思います。
(担任学研究会)