(連載コンテンツ)今日から始めるはがき新聞づくり

(6)「見出しのつけ方」で表現力が伸びる(2015年9月公開)

はがき新聞を作成することが、子どもの文章表現の力を伸ばすことはこれまで説明してきた通りです。なかでも表現力の向上に効果があるのが、見出しのつけ方。 そもそも、はがき新聞を見たときに最初に目がいく言葉が見出しです。記事全体の内容をひと目でわかるように短い文で書くため、相手の興味を喚起する言葉を選んだり、内容をひと言で言い表したりする力を高めます。実践を重ねるほど、子どもたちも見出しのつけ方を工夫します。今回は「見出しのつけ方」について、4つのケースをもとにアドバイスします。

本文から見出しになる言葉を探す

  • ケース1
    スポーツテストを手伝ってもらった
    5年生へのお礼の手紙

    本文の中から言葉を探すと、書き手の思いが伝わります。「ありがとう」だけでも十分に思えますが、ここに記事中の言葉「新記ろく出たよ」を入れてみましょう。「新記ろく 出たよ ありがとう」にすると、本文の内容がより的確に伝わる見出しになります。

    ケース1
  • ケース2
    社会科見学で梨の選果場に行ったことを、
    5年生のお姉さんに伝える手紙

    梨の実を選別する機械を見て、びっくりした思いが伝わってきます。読む人はどんなことにびっくりしたのか、つい記事を読みたくなるはずです。

    ケース2

「理由」や「疑問」、「状況説明」を見出しにする

  • ケース3
    学習発表会の招待状

    記事には自分が調べたことを紙芝居で発表するために、リハーサルを重ねた様子がしっかり書かれています。そのときのがんばった気持ちが「くろうしてかみしばいかんせいしたよ!」という見出しから伝わってきます。

    ケース3
  • ケース4
    漁業協同組合の方に
    のりづくりを教えてもらうための手紙

    出発点はのりづくりについて書かれたパンフレット。「のりの卵をカキの貝で育てる」という説明に疑問を抱いたのです。「なぜかな」で始まる見出しが、読み手の気持ちに訴えかけます。

    ケース4

デザインのポイント

言葉や文の表現だけなく、目立つような色づかいやレタリングも創意工夫してみましょう。デザインも読み手の心を引きつける大事な要素です。

(7)実践編「生活科」 ペアを組んだ1年生と手紙を交換する に続く

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