学級力向上プロジェクトの進め方
学級力向上プロジェクトは、R-PDCAのサイクルを回して進行させていきます。
R-PDCAとは、Reserch(診断)、Plan(計画) 、Do(実施)、 Check(評価) 、Action(改善)をさします。 R-PDCAの各々の段階で行うことは、下記の表をご覧ください。
R (診断) | 学級力アンケート実施と学級力レーダーチャート作成・公開 |
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P (計画) | スマイルタイムでスマイル・アクションを決定 |
D (実施) | 学級で決定したスマイル・アクションを実施、記録とふり返り |
C (評価) | 学級力アンケート実施、学級力の状況の変化をつかむ 新しいスマイル・アクションを決定 |
A (改善) | 学級で決定したスマイル・アクションを実施、記録とふり返り |
スマイルタイム
学級力についての話し合いの場
スマイルタイムとは、学級力アンケートの結果をレーダーチャートで図示し、みんなでそれを見ながら自分たちのクラスの仲間づくりの成果と課題を話し合ったり、今後の取り組みのアイデアを話し合ったりする子どもたちの会議のことです。少なくとも学期に2~3回はスマイルタイムを実施して学級力向上の取り組みの成果を子供たちに実感させ、さらなる取り組みの立案と実践につなげてほしいと思います。
スマイル・アクション
学級力向上のための取り組みのアイデア
スマイル・アクションとは、学級力向上のための様々な活動のことで、その機能は10に分類できます。
1.掲示系 | 目標や決意、標語などを掲示、各人の意識を高める |
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2.記録系 | スマイル・アクションの定期的な実施記録。今日のMVPなど |
3.ほめほめ系 | スマイル・アクションの実践に取り組んだ人を認め合う |
4.サイン系 | 課題ある行動に対し意思表示する。 |
5.ポイント系 | 目標通りにできたときにポイントを貯める |
6.体験系 | 学級力を高めるお楽しみ会や学級祭を企画・実施する |
7.行事系 | 行事のめあてを決めてバナーに書き、掲示する |
8.ものづくり系 | 学級力新聞の制作、アートポスターの制作など |
9.話し合い系 | スマイルタイムで学級力アンケートをとる |
10.お祝い系 | 今月の目標が達成できたときにくす玉を割る |
アクションカード
スマイル・アクションを集めたアクションカードを下段のバナーからダウンロードすることができます。クラスの状況、地域事情などを取り入れてオリジナルのスマイル・アクションを開発するのもよいでしょう。
アクションカードの例(小学校・低学年版)
アクションカードの例(小学校・中高学年版)
アクションカードの例(中学校版)