はがき新聞研究会報告書① はがき新聞を使った授業づくり

公益財団法人理想教育財団が、はがき新聞を事業の一つの柱として採り上げたのは平成19 年からです。当時のはがき新聞は新聞づくりの一環として研究が進められていましたが、現実の形・内容としては挨拶状やお礼状などに活用されている事例がほとんどでした。これをさらに教育効果のあるものとして教育現場で活用されるよう、子どもたちの教育に直接関係する事業として、はがき新聞づくりの支援事業を始めました。

はがき大のスペースに新聞形式で体験や研究、自分の考えを編集してつくるはがき新聞は、文章だけでなく、イラストや図表、写真などを自由に入れてつくることができ、校内に掲示すればたくさんの友だちに読んでもらうことができます。切手を貼れば「郵便はがき」として送ることができ、遠い地域の学校などとの交流も可能です。

さらにはがき新聞は短時間でつくれる利点があり、国語や社会、算数(数学)、理科、総合の学習など多くの授業でさまざまな活用が可能です。

現在、理想教育財団が資材の提供などの支援を行い、300 を超える小・中学校で実践研究されています。

このたび、より多くの学校ではがき新聞の実践が進められることを願って、これまで熱心に取り組んでこられた先生方に、その実践研究の成果やはがき新聞の教育技法についてまとめていただき、冊子としました。

ぜひ、はがき新聞を授業に活用するためのヒント集として、ご活用ください。

平成24年12月 公益財団法人理想教育財団

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