財団だより

過去の記事の掲載  (掲載日 2011.10.01)

東日本大震災被災への支援に対する寄附を受け付けています。
 当理想教育財団では東日本大震災で被災した学校に対する支援のため、以下に表示した文書を発送し、寄附のご協力をお願いしています。
 この事業についてここで初めてお知りになり、寄附にご協力いただける方は、お手数ですがこのホームページ「お問い合せ」からその旨お知らせください。
 折り返し寄附専用の、ゆうちょ銀行『払込取扱票』をご送付申し上げます。

ご案内状

平成23年10月1日

 関係各位
 賛助会員各位

公益財団法人 理想教育財団
理事長 羽山 明
(公印省略)

東日本大震災被災校への支援に対し
ご寄附をお願いする件


拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は当財団の運営にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 先の東日本大震災の後、当財団は被災地の学校に対し理想教育財団らしい支援をどうすべきか検討してまいりました。
震災発生当初は現地の混乱を考慮し、具体的な動きを控えておりましたが、早や6ヶ月を経過した今日、被災地も落着きを取り戻し、少しずつ復興に向け前進しつつあります。仮設住宅の建設とともに避難所となっていた学校から被災者の方々の移住が進み、校舎も授業に使えるまでになったところが多いようです。こうした現状を踏まえ、当財団は今年度特別支援事業として、以下の支援を行うことといたしました。

 震災により使用不能となった学校は、岩手・宮城・福島の3県で200校を上回ると聞いておりますが、それらの学校では授業を進める上で必要な教育図書(参考教材を含む)が津波に流され散逸し、非常に困っているとの情報が寄せられています。
被災直後、多くの図書が出版業界や支援団体から現地に送られたのですが、必ずしも学校が必要とする図書ではないことが多く、善意のすれ違いと言っても良い状況が諸所で生じたようです。
 これを教訓とし、当財団は各地教育委員会と学校を訪問して学校が必要とする教育図書をお聞きし、可能な限り多くの図書をお送りする準備に入っています。
納入その他窓口は教育委員会が推薦する地元業者さんを活用いたします。
 教育図書支援の方法は1期と2期の2回に分け、時期をずらして実行してまいります。
第1期は、
 すでに活動を開始しておりますが、この二学期の授業に必要な教育図書を、岩手県の陸前高田市、釜石市、大槌町の小中学校36校を対象に贈呈いたします。
それぞれの教育委員会が学校の要望をまとめ、それらの図書を当財団が購入し、地元業者さんに納入していただきます。
 この1期の活動に要する資金は、当財団の活動費の中から支出することが可能です。
尚この地区は、当財団の事業の一つである『プリントコミュニケーションひろば』に応募する学校が多いことと、新聞教育に熱心に取り組む学校が多いことにより、当財団と親しい関係にあることから第1期支援の対象といたしました。
第2期は、
 平成24年1月から3月末までの期間で活動し、第1期以外の地区の学校を対象といたします。
学校数は多く資金には限界がありますので学校と教育委員会の要望をよく聞き、優先度の高い順に教育図書贈呈を実施していきたいと思っています。
 ここで当財団の関係各位ならびに賛助会員各位にお願いがございます。
この第2期支援事業に対し、皆様方から500万円を目標としてご寄附を賜りたいと考えております。
 東日本大震災の被災者の方々に対し、皆様方は既に多くのご寄附をなさっておられることと存じますが、 教育図書贈呈というこの学校支援事業に対し、なにとぞご協力賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

敬具

ご寄付は下記要領でお願いいたします。


● ご寄附単位 :1口2,000円 (何口でもかまいません)
● 送金方法   :同封の「ゆうちょ銀行『払込取扱票』」に記載の上、ゆうちょ銀行窓口 でお手続きください。(手数料はかかりません)
● 受付期間   :平成23年10月1日~平成23年12月20日
● その他    :寄附金控除を受けるための書類等として「寄附金受領証明書」発行を ご希望の方は、お手数ですが財団事務局までご連絡ください。
        (℡03-3575-4313 Fax03-3575-4315)            以上 

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