通信づくりネタ帳【今日は何の日?】 今月のこの日にちなんで

■4月

  • 2日

    連翹忌(れんぎょうき)
     高村光太郎の没日。1883年3月13日、彫刻家・高村光雲の長男として生まれた光太郎は、1956年4月2日、肺結核のために死去。『道程』や『智恵子抄』などの作品で詩人としても名高い。彫刻では、「手」や青森県の十和田湖畔にある「乙女の像」などが有名。

  • 7日

    世界保健デー
     1948年4月7日に世界保健機関(WHO)が発足したことを記念して、1949年に制定。WHOは、人間の健康を基本的人権のひとつととらえ、その達成を目的として設立された国連の専門機関。功績の中でもっとも輝かしいのは天然痘の撲滅に成功したことだろう。このことは、1980年にWHOの総会で宣言された。現在でも、新型インフルエンザ、エボラ出血熱などの感染拡大予防、撲滅に尽力している。

  • 8日

    花祭り
     花祭りは、仏教の開祖・釈尊の誕生を祝う仏事で4月8日に行われる。「花祭り」という呼び方は明治以降。釈迦が生まれたインドでは古代から行われてきた行事で、日本では「お盆」とともに仏教伝来からの歴史がある。各寺には花で飾られた小堂・花御堂(はなみどう)が作られ、その中に子どもの姿をした金属製の釈迦像をまつり、参拝者がその像に甘茶をかけることから、灌ぐ(そそぐ)行事ということで「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ばれる。甘茶とは、ユキノシタ科の落葉低木ガクアジサイの変種であるアマチャを煎じたもの。この甘茶で墨をすって習字をすれば上達するともいわれている。

  • 10日

    女性の日
     1949年に労働省(現・厚生労働省)が「婦人の日」として制定。98年に現在の呼び方に変えられた。46年のこの日、戦後初の総選挙で初めて婦人参政権が行使され、39名の婦人代議士が誕生。この日から16日までの1週間を「女性週間」と名づけ、女性の地位向上のための啓発活動が集中的に実施される。国際的な婦人解放の記念日としては、3月8日の「国際女性の日」がある。

    教科書の日
     学校関係者だけでなく、広く一般の人にも教科書の役割を知ってもらおうと、教科書協会が中心になって制定したもの。2010年に「良い図書」という意味を込めて、4月10日に定められた。2014年にはキャラクターの名前が一般公募で「しるしる」に決定した。

  • 11日

    メートル法公布記念日
     メートル法とは、メートルを長さ、キログラムを質量の基本単位とする国際的な度量衡の体系のこと。1875年、各国が協力してメートル法導入に努力するという「メートル条約」が結ばれ、日本は85年に同条約に加盟。1921年4月11日に尺貫法を廃止し、メートル法を採用する法律が公布された。しかし、今でも生活の場には尺貫法が生かされており、土地の広さを表すのに「坪」や「町歩」「反」なども使われている。

  • 18日

    発明の日
     現在の特許法にあたる「専売特許条例」が公布されたのが1885年4月18日。そのことを由来として、1954年に通商産業省(現経済産業省)によって記念日に制定され、同年の4月18日に第1回目の発明日が施行された。「必要は発明の母」「発明は発明を生む」と、発明に関してはいろいろな言葉があるが、資源の乏しい日本は、昔から発明立国として活躍してきた。今後、ますますその意義が求められる。

  • 20日

    郵政記念日
    「郵便の父」とされる前島密(1835—1919)の尽力によって、それまでの飛脚制度に代わって国営による郵便制度が始められたのが、1871月4月20日(明治4年3月1日)。そのことを記念して1934年に4月20日が「逓信記念日」に制定された。49年に逓信省が郵政省と電気通信省に分割され、翌50年から「郵政記念日」と名前が変わった。「郵便」や「切手」「葉書」という名前を定めたのも前島密である。

  • 21日

    民放の日
    1968年、日本民間放送連盟(民放連)が制定。当時は「放送広告の日」という呼び名だったが、1993年に改称した。1951年4月21日、ラジオ16社に民放初の放送予備免許が与えられたことを記念している。同年、6社が開局し、広告収入などで収益をはかる民間放送会社が事業を開始。1953年には民放初のテレビ放送も開始した。

  • 23日

    サン・ジョルディの日
     もともとはスペインのカタロニア地方の習慣で、男女が赤いバラを贈りあうというものだが、20世紀初頭には「本の日」として、本を贈るというかたちに変わっていった。この日は、『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日としても知られている。

  • 24日

    植物学の日
     1862年4月24日、高知県佐川町の裕福な造り酒屋の子として生まれた、「植物学の父」とも呼ばれる牧野富太郎の誕生日を記念する日。94歳の生涯を植物研究に費やし、新種・変種約2500種を発見し、命名した。描く植物画は細密で多くの人に感動を与えた。『大日本植物志』『原色牧野日本植物図鑑』などの名著を残している。

  • 30日

    図書館記念日
     1950年4月30日に図書館法が公布されたことを記念する日。1892年の同日、近代図書館の始まりといわれる。「東京書籍館」が東京の湯島に設立されたのを記念したもの。1971年の全国図書館大会で決定され、翌年から実施。

(『講話が輝く話材の玉手箱』学校例話研究会編/学事出版より)


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