通信づくりネタ帳【今日は何の日?】 今月のこの日にちなんで

■2月

  • 1日

    テレビ放送記念日
     1953年2月1日午後2時、東京内幸町の東京放送会館からテレビの本放送が開始された。その第一声は「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンであります」という志村正順アナウンサーの声であった。この日は、開局式典の様子、舞台中継、ニュースなどが流れ、午後7時半からは、ラジオの人気歌謡番組「今週の明星」が日比谷公会堂から生中継された。同年8月28日には、民放テレビ局第1号の日本テレビが開局。こうしてラジオからテレビへの時代と突入していった。当時の画像はすべて白黒で、カラー放送が始まるのは1960年9月10日のことである。

  • 3日

    節分
     雑節の一つで、立春、立夏、立秋、立冬といった各季節の始まりの日の前日のこと。江戸時代以降、立春の前日だけが重きを置かれるようになった。それは、春が一年の始まりと捉えられていたから。2024年ごろまでは2月3日だが、それ以降は閏年(うるうどし)の翌年に2月2日が節分になる。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていて、その邪気を払うということで「追儺(ついな)=鬼やらい」の行事が行われる。柊(ひいらぎ)の枝にイワシの頭を刺し、それを戸口に置いて、豆をまいて鬼を追い払う行事も江戸時代に始まったとされる。豆まきは、「福は内、鬼は外」と声を出して炒った大豆をまき、年齢の数だけ食べて厄除けを行う。また、節分の日にその年の吉方角を向いて巻き寿司を食べる「恵方巻き」もすっかり全国区になったが、元々は大阪地方のみの行事だった。

  • 6日

    海苔の日
     海苔は古くから貴重な食品として食べられてきた。その価値は高く評価され、大宝元年(702年)1月1日(新暦では2月6日)に大宝令が施行され、海苔が産地諸国の名産として年貢に指定。この出来事をもとに1967年、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が記念日に制定し、全国的な海苔消費促進の日にした。現在は、「恵方巻き」が全国的に広がったこともあり、2月3日から6日前後の1週間を「海苔ウィーク」として、PRイベントが開かれている。

  • 8日

    針供養
     折れたり、曲がったり、錆びたりして使えなくなった縫い針を、豆腐やこんにゃくにさして供養する日。裁縫の上達を願う行事として、昔は家庭にも定着していた。関東地方では2月8日、関西地方や九州地方では12月8日に行われるのが一般的。

  • 12日

    ペニシリンの日
     1941年のこの日、イギリスのオックスフォード大学附属病院で、ペニシリンの人体への臨床実験に世界で初めて成功したことを記念する日。実用化されたペニシリンは、細菌による感染症の治療に大活躍する。長い間、人類を苦しめてきたさまざまな細菌感染症に対する特効薬として、ペニシリンは20世紀最大の発見の一つともよばれている。第二次大戦中は量産化され、多くの戦傷者だけでなく、イギリス首相のチャーチルの命も救った。

  • 12日

    ダーウィンの日
    『種の起源』を著したチャールズ•ダーウィンの誕生を記念する日。1809年のこの日、イングランドの裕福な医者で投資家の家に5番目の子として生まれた。すべての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて進化したことを明らかにした自然科学者。その理論は「自然選択説」もしくは「自然淘汰説」として広く知られている。彼の発見は、修正を加えられながらも現在でも生物多様性に一貫した理論的説明を与えてくれ、現代生物学の基礎をなしている。彼の誕生200周年と『種の起源』出版150周年記念の催しは、2008年から2009年にかけて世界中で行われた。

  • 13日

    世界ラジオデー
     2011年11月13日、ユネスコが毎年2月13日を「世界ラジオデー」にすると定めた。理由は、1946年2月13日に「United Nations Radio」が開始されたことによる。2016年のテーマは「緊急事態と惨事におけるラジオ」で、「ラジオが人命を救う」というメッセージを世界の人々に送った。また、ユニセフでもラジオについて「災害発生時のラジオの有用性に疑いの余地はない。戦争、地震、津波、病気の蔓延などにより、世界が危機に瀕している時、ラジオは私たちが何世代にもわたって頼ってきたものだ」と強調した。ブロードバンドが使えなくなったり、災害で電気が止まったりした時、ラジオは不可欠なツールになる。命に関わるニュースや情報の他、インターネットやテレビのない地域の人々への教育の提供にもラジオが使われる。ラジオは第一のマス・コミュニケーション手段として重要な役割を果たす。

  • 18日

    嫌煙運動の日
     1978年2月18日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立。そのことを記念する日。「嫌煙」とは、本人の意思に反して受動喫煙にさらされることに異を唱えること。70年代後半から生活環境への意識が高まるなか、嫌煙運動も一般的になってきた。最近では公共の場での禁煙が進み、歩きたばこも条例で禁止されているところが多い。WHO(世界保健機関)も喫煙の無制限な自由を認めない立場である。

(『講話が輝く話材の玉手箱』学校例話研究会編/学事出版より)


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