ブックタイトル季刊理想 Vol.122

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概要

季刊理想 Vol.122

じる人間を育成する  国際性を育む教育活動 本校は1980年に「ドバイ及びUAE北部日本人会」によって設立された。創立36年目の現在、児童生徒数115名と、中東・アフリカ地区では最も児童生徒数が多い日本人学校となっている。 教育目標を「自主性・自立性・国際性」とし、さらに「豊かな学びを育む楽しい学校」「保護者、日本人社会から信頼される開かれた学校」、「世界にはばたく夢を育てる学校」、「安心・安全で居心地の良い学校」を目指し、日々教育活動を推進している。 学校職員は文部科学省派遣教員13名と、現地採用職員及び事務職、送迎バスの運転手等17名、総勢30名で子供達が安全に楽しく充実した学校生活を送れるよう、学校運営にあたっている。 教育課程は学校指導要領に基づいて編成されていて、帰国後も国内の教育環境はもちろん、学習内容にもすぐについていけるよう、教育活動を行っている。 子供たちは遠く日本から離れ、環境も大きく異なるドバイの地で、日々の学習や友達とのつながりを通して、より良い学校生活を送るべく精一杯努力をしている。 特に本校の三大行事である音楽発表会・熱沙祭(演劇発表会)・運動会では、それぞれのアイディアを出し合い、「一生懸命がかっこいい!」を合言葉に成果を上げてきた。 それ以外にも国際理解や現地理解を深めるねらいから、全学年でアラビア語の授業を週に1.5時間、英会話を週に2時間実施している。 また、学年ごとに現地校を訪問したり、本校へ招待したりする交流活動を年に4回程度行っている。近年はUAEのローカル校だけでなく、イラン人学校やインド人学校との交流なども行い、交流の幅を広げている。 今後もこうした活動を通して世界各国の人々とじかに触れる機会を設け、国際的感覚を身に付けた世界に通じる人間を育てることができるよう教育活動を行っていきたい。          音楽発表会アルシュルーク校訪問アラビア語授業Dubai季刊理想 2016 冬号 ◆ 19