ブックタイトル季刊理想 Vol.130

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概要

季刊理想 Vol.130

BOOK紹介『小学校新学習指導要領道徳の授業づくり』明治図書●坂本哲彦本体2,000円+税『道徳ツールとアクティビティでできる「考え、議論する」道徳ワークショップ』明治図書●田中博之、梅澤泉、彦田泰輔本体1,960円+税『主体的・対話的で深い学びを実現する!小学校国語科授業づくりガイドブック』明治図書●遠藤真司、忰田康之、鶴巻景子本体2,000円+税どんな本?読みどころは?著者は道徳科の導入にあたっての課題として「量的確保」(年間35時間以上)と「質的転換」(道徳科授業の質の向上)の2点を挙げます。その課題解決に向けて、「量的確保」のための具体的な取り組みのあり方、そして「質的転換」を図った授業づくりの方法を丁寧に紹介したのが本書です。魅力的な教材活用の前提となる「教材研究」の方法や道徳科の年間指導計画の立て方なども分かりやすく提示しています。こんな人におすすめ道徳科の基本を十分に押さえながら、小学校の各学年(低学年、中学年、高学年)のポイントを押さえた授業例・指導例、さらには評価の基本的な考え方・方法などを具体的に示しています。明日の授業にすぐに生かすことができる、おすすめの実践書です。著者はこんな人山口大学大学院修了。これまで山口県内公立小学校教諭、教頭、校長、山口県教育庁指導主事等を務める。「学習指導要領解説特別の教科道徳編」作成協力者。日本授業UD学会理事。『「分けて比べる」道徳科授業』(東洋館出版社)など、著書多数。どんな本?読みどころは?本書の最大の特徴は、「読み物教材を使わない、道徳ワークショップ」という新しい学習方法を提案していること。道徳ツール(真心カード、天使と悪魔カード、心の葛藤マップ、はがき新聞など)と道徳アクティビティ(マッピング、サークルタイムなど)、そして道徳ポートフォリオ(道徳週間チェック表、道徳成長カードなど)を用いることで、「考え、議論する道徳科教育」が効果的に行えることを、豊富な授業プランを基に具体的に提示しています。こんな人におすすめアクティブ・ラーニングの視点を生かしながら、子どもたちの道徳的な自己決定を促したい、身近にある道徳的な問題事象を子どもたちが自分事としてとらえられる授業を行いたい、と考える先生方にお読みいただきたい1冊です。著者(田中先生)はこんな人早稲田大学教職大学院教授。文部科学省「全国的な学力調査に関する専門家会議」委員。『学級力が育つワークショップ学習のすすめ』(金子書房)『アクティブ・ラーニング実践の手引き』(教育開発研究所)等著書多数。どんな本?読みどころは?本書は国語教育におけるさまざまな技術(ノート指導、板書、教材・学習計画、発問、ICT活用など)、代表教材を用いた豊富な実践例を通して、国語科の指導の基本を押さえながら、新学習指導要領で求められる国語の授業づくりについても確認できる、小学校国語科のガイドブックです。国語の授業で求められる主体的・対話的で深い学びの観点から見た授業改善法を紹介する「理論編」と7つの授業づくりの技、学年ごと(低学年、中学年、高学年)の授業づくり例(15例)などを示した「実践編」で構成されています。こんな人におすすめ国語科の指導方法はどうあるべきか。国語の授業での「主体的・対話的で深い学び」とはどのようなものか。本書はそうした教師たちの悩み、疑問に正面から応えた、ノウハウ満載の1冊です。編著者(遠藤先生)はこんな人早稲田大学法学部卒業後、民間企業勤務。後に東京都公立小学校の教諭。校長を退職後、現在は早稲田大学教職大学院客員教授、開智国際大学教育学部准教授。専門領域は国語教育、教員養成など。季刊理想2018冬号◆21