ブックタイトル季刊理想 Vol.128

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概要

季刊理想 Vol.128

BOOK紹介『豊富な実利ですべてがわかる!中学校 クラスが輝く365日の学級通信』明治図書出版●川端裕介本体2,100円+税どんな本? 読みどころは? 「学級通信には不思議な力がある」と著者は言います。それは、「学級が保護者に向かって開かれ、目指すべき方向を理解した生徒たちと教師の三者が一体となって、想いをひとつにして学級づくりを進めることができるようになる」ということ。「本書をきっかけに、学級通信の力を体験する人がひとりでも増えれば」が、著者の願いです。こんな人におすすめ 実際に配布された365日分の学級通信を掲載。それぞれにレイアウトや記事内容についてのアドバイスをつけた、実践的な誌面構成が特徴です。新学年の始まる4月から年度末の3月までの各行事にどのような通信を出したかが一目瞭然。自己流を抜け出し、より効果的な通信づくりを目指したい先生方に最適の一冊です。著者はこんな人 1981年札幌市生まれ。教育学修士(北海道教育大学札幌校)。長年、学級通信を発行し、ノウハウを蓄積。理想教育財団主催の「第13回プリントコミュニケーションひろば」で、最優秀賞・理想教育財団賞を受賞した。平成29年度からNIEアドバイザーを務める。『人間教育をすすめるために―主体的・対話的で深い学びを創造する―』株式会社ERP●編著 今宮信吾本体2,400円+税どんな本? 読みどころは? 長年にわたって研究を積み重ねてきた国語、社会、理科、音楽、図画工作、体育、外国語教育の各教科の専門家が、新しい学習指導要領の方向性を踏まえて、今後の取り組みへの提案をまとめた一冊。こんな人におすすめ 本書のサブタイトルにも掲げられているように、新しい学習指導要領の大切な目標の一つが、「主体的・対話的で深い学び」です。これを日々の授業の中に採り入れるには、具体的にどうしたらよいのか、各教科の観点から具体的に考察しています。今、社会は大きな変化を迎えています。そんな激変する時代を生き抜く力を子どもたちが養うための「人間教育」のヒントを与えてくれる一冊です。著者(編著者)はこんな人 1964年神戸市生まれ。兵庫教育大学大学院修士課程修了。兵庫県公立小学校教諭、神戸大学発達科学部附属住吉小学校を経て、関西大学初等部開設に携わる。関西大学文学部、白鳳短期大学非常勤講師を経て、プール学院大学教育学部准教授。2018年4月より桃山学院教育大学教育学部准教授。『ものの見方が変わる座右の寓話』ディスカヴァー・トゥエンティワン●戸田智弘本体1,600円+税どんな本? 読みどころは? 著者が厳選した古今東西の「寓話」を「聡明さと創造的な仕事」「学びの心得と学ぶ理由」「生と死のつながり」などの14のカテゴリーに分け、寓話本文に続けて著者なりの解釈を施しています。取り上げられたお話は、聖書や中国の古典、イソップ童話などからなる77編。こんな人におすすめ よく知っていると思い込んでいた寓話にも、様々な解釈があり、そこから学べる何かがあります。それらは、スピーチや学級通信など、様々な場所で使えるものばかり。本書の解釈は著者独自のものですが、寓話を改めて読んでみて、自分なりの解釈を付け加えることで、オリジナリティーのある話題設定につながる可能性も大。話のネタを蓄えたい方に最適の、親しみやすいエピソード満載の「使える」一冊です。著者はこんな人1960年愛知県生まれ。北海道大学工学部、法政大学社会学部卒業。著書に『海外リタイア生活術』(平凡社新書)、『元気なNPOの育て方』(NHK生活人新書)、『就活の手帳』(あさ出版)、『「自分を変える」読書』(三笠書房)などがある。季刊理想 2018夏号 ◆ 2122