ブックタイトル季刊理想 Vol.127

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概要

季刊理想 Vol.127

はがき新聞を評価に生かすの関係図』づくり」です。読み物教材は用いず、の活動で構成されます。心の関係図をつくる際にできました。1週間後、同週間で考えた心を基にプで整理したことを班の中で発表する」「心の関係ことで、親子でそうした「心」と向き合うことがるだけでなく、保護者にもコメントを書いてもらうた。毎日「自分の心」に注目しながら記録をつけして、はがき新聞を作成しました。田中を保障することで、多面的・多角的な理解と検討、を教材に使いました。個人の道徳的価値の深まりを選んで考察することで、主体的・対話的で深い話し合いを実施。体験を交えたことで、主体的・践するために「宿題パワーアップ週間」も設けまし対話的で深い学びにつながったのではないかと沿いなが作化・言語化を目指した、道徳ワーク図をつくる」「班の代表者が発表する」という一連考えを深めるための視点として、「イメージマップ」議論を行うことができるようになります。考えています。彦田個の真心カードです。自分たちに必要な価値項目活用したのが、道徳的諸価値を可視化した18学びにつながりました。完成した関係図を用いて代表者が班の考えを発表した後、授業のまとめと評価のあり方についてのお考えを3人の実践者の先授業は、私が作成した「話し合いマニュアル」に私が紹介するのは、内容項目の可視化・操それでは、はがき新聞を活用した道徳科の班の中で役割を決める」「イメージマップ「『心メントをいただきたいと思います。のあり方について考えてみました。私の場合は、子に価値づけを行うと、子どもたちは意図的にそのような記述をするようになってしまいます。むしろ、など、授業からはみ出る指導も増えてくると思いどもたちが授業で扱う道徳性の諸様相について記ます。今回は、授業終了後に事後学習としてはが生方にご披露いただき、その後で浅見先生にもコ坂本き新聞の作成に取り組ませ、その記述内容と評価述しても、それを評価することはしません。そこ子どもたちが問題を自分事として、あるいは多面これからの道徳科は、事前学習や事後学習(道徳新聞)にまとめるように指導しています。では学習状況や成長の様子を把握し、評価するこで、道徳性の諸様相が育っていると判断することはできません。それよりも、複数のはがき新聞の記はないかと思います。ただし、道徳性が養われたか否かを判断することは困難だからこそ、道徳科なりますし、学級づくりにおいても有効なツールでだきたいと思います。と思います。どもたちの考え方の変化、成長の歩みを評価に活といった評価の項目を意識させることも大切だととになりました。げていくかが大きな課題ですがち自身とのかかわりなどを念頭に、評価していた踏まえることが大切だと思っています。また、生多角的な見方へと発展しているか」「道徳的価値の道徳』の指導方法・評価等について(報告)」を徒たちにはがき新聞を書く視点として、「多面的・的・多角的にとらえているかどうかを評価したい梅澤魅力を持ったツールです。これをいかに評価につな書いた作品はそのつどストックしておくことで、子用できるのではないかと考えています。ただし、具あるのも事実です。彦田体的な評価の仕方に関しては私自身、まだ迷いが理解を自分自身とのかかわりの中で深めているか」思います。浅見述を見ながら、学習状況や扱った問題と子どもた例えば、はがき新聞に書かれた特定の記述だけはがき新聞は心のうちを誠実につづらせるはがき新聞は、確かに評価の資料の1つに私は道徳の授業をしたら、必ずはがき新聞、「『特別の教科理想教育財団第8回教育フォーラムら、「ショッ8◆季刊理想2018春号