ブックタイトル季刊理想 Vol.127

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概要

季刊理想 Vol.127

づくりのすすめ主体的・協働的な学級―マンガで学ぶはがき新聞の活用―ロジェクト」はそうした学級づくりを進める効果的レーダーチャートという共通の窓を基に見えてくるには深い関連性があります。道徳教育を通われていくのです。から、実際事例を発表してもらいます。される中、その連携のカギを握っているのは「主体な手立てです。どこから始めたらいのか。これより3名の先生方と態度を育てます。そして、意図的・計画的に「特為を試みるようになり、子どもたちの道徳性は養発表者1的・協働的な学級づくり」です。「学級力向上プ学級の課題への具体的な改善策を、子どもたちと一儀」や「思いやり」などの道徳的諸価値についての緒に計画し、実施していきます。理解を基に、道徳的な判断力、心情、実践意欲別活動」を位置付けることで、子どもたちは、特別活動や日常生活においても、主体的に道徳的行基調提案1では、そのために具体的に、何をすればいのか、学級力向上プロジェクトでは、まず学級の状態を道徳教育と特別活動と学級力アンケートの項目と、道徳科の内容項目―PDCAサイクルを繰り返しながら、学級力犬山市立南部中学校・渡津光司先生の一層の連携強化が期待提案者じて「礼愛知教育大学准教授磯部征尊先生R―PDCAを繰り返しながら、生徒とともに効果は学級担任です。すべてを子ども任せにするのではか、計画づくりを行います。私が受け持つ学級(中たところ、「もっと集中して、普段できない清掃になく、教師自身が明確なビジョンを持ち、意図的・も取り組みたい」という意見が出たことから、配も取り組むことになりました。その後、もう一度膳台やロッカー内など、普段行わない箇所の清掃に数値が低かった「規律力」の向上を目的に、「無言学校1年生)では、生徒たちとの話し合いの結果、清掃」という活動を行うことになりました。受けて、どの項目を取り上げ、どんな活動をする結果を学級力レーダーチャートに表します。これを把握するため、学級力アンケートを実施し、その律力」や「自律力」が向上しました。このように、学級力アンケートを実施すると、前回低かった「規発表者2的な学級づくりを進めています。効果的な働きかけをすることが重要です。時には実施から1週間後、活動を振り返る時間を持っ学級力向上プロジェクトをコーディネートするの新潟市立亀田小学校・寺山晋一先生ロジェクトやはがき新聞の作成に取り組みました。が見られるようになりました。なアイデア」に整理していきます。そうした活動たい」という意見を基に、「友達のいところを見つなどの各行事で、生徒たちが主体的に練習する姿けさせること、そして、主体的に行動できる生徒を育成すること。これらを目的に、学級力向上プを繰り返すことで、子どもたちのコける」活動を実践したところ、体育大会や合唱祭える世界が違うので、ズレが生じるのは当然です。会を行教科以外で「話す力、聞く力、書く力」を身につ力、特に「聞く力」がついてきました。動につながると同時に、集団の中で埋もれがちな個人の思いを生かすこともできます。が指名して発言を促すこともあります。このように働き掛けることで、教師の意図に沿った活と促します。話し合い活動の時に意識的に教師教師が高めたい項目と、子どもたちが着目する項目が異なる場合があります。子どもと教師では見的に進める方法を紹介します。まず、学級力アき出します。そして、「それはとても大切な意見だね。みんなの前で話してみてはどうだろう」今回は、教師の意図や思いに沿った活動を効果ンケートの結果から、教師と同じ問題意識を持つ子どもたちの存在を見つけて、その考えを聞発表者3プロジェクトでは、学級代表が話し合い活動の司また、ある話し合い活動では、「安心力を高め学級代表を中心とした学級経営を行うこと、教師が子どもに寄り添うことが基本ですが、い、「高めたい項目」「その理由」「具体的名古屋市立宝神中学校・中西真子先生ミュニケーションR季刊理想2018春号◆5