ブックタイトル季刊理想 Vol.127

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概要

季刊理想 Vol.127

海外からのお便り●??プノンペン補習授業校校長土谷龍一発展著しいカンボジアで「つなぐ・アンコールワットの夜明け子ども御輿タプローム遺跡スポーツ交流会カンボジアは、国の中央をメコン川が南北に流れ、北西部には東南アジア最大の湖・トンレサップ湖があり自然豊かで、世界遺産アンコールワット遺跡群は年間200万人以上もの外国人観光客を魅了しています。1970年代から20年間近く続いた内戦の爪痕がいまだに残り、負の遺産を抱えながらも、昨今はGDP成長率7%と著しい発展を続けています。そのカンボジアの首都プノンペンで、日本人学校と校舎を共用し、土曜日午前8:30~12:00に授業を実施しています。日本人学校とつながる在留日本人子女を対象に、「日本人としての誇りと自覚をもち、望ましい習慣や文化を身につける」ことを教育目標に掲げ、2001年に児童生徒16人で開校、2002年の幼稚部設置を経て、今年度は年少から中学2年までの先生のお話幼稚部の楽しい活動父兄による読み聞かせ朝の10分間読書63名が在籍しています。2015年度に開校したプノンペン日本人学校と校舎や施設を共用しており、スポーツ交流会、日本人会主催の盆踊り大会での子ども御輿といった子ども同士の交流はもちろん、教師同士の交流として研究授業を実施、日頃の授業について意見交換を行い、両校同士のつながりを大切にして中学部による幼稚部での読み聞かせいます。基礎の学習につなぐ毎週3時間の授業では、1時間目に算数、2・3時間目に国語を基本にして、月に1回スポー18◆季刊理想2018春号